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イギリス
 
大学・大学院留学
 
イギリスの学位は世界的に高く認定されており、世界各国の多くの学生がイギリスの大学・大学院で学ぶことを望んでいます。イギリス学部課程の教育内容は知識習得だけではなく、知識の活用や実用性を重視しています。 学生は学士学位課程の間に実業プログラムを通して社会から要求される問題解決能力を身につけることができます。
大学は専攻によって選ぶ
イギリスには約100の大学あり、その中に様々な学部が置かれています。イギリスには公式的な大学のランキングがなく、国内有力紙である“The Times”や“ガーディアン”を通じて、各大学のランキングを見ることができますが、それぞれの大学によっては強い学部・学科があり、大学を選択するときは大学の全体的な知名度よりも、ご自分の希望学部・学科の強い大学を選ぶことをお勧めします。
イギリスの学士課程は3年(Bachelors Degree)
イギリスの大学の学士課程は通常9月(または10月)に始まり、2〜3学期制で通常3年間で終わります。日本やアメリカの大学の1年時の一般教養課程を、大学入学前に修了していることが入学条件になるため、学士課程は3年制となっています。ただ、学科の中には2年時終了後、1年間の実務訓練を現地の企業にて行う“Sandwich Course”というものがあり、この場合実務訓練終了後のこりの1年を大学で学ぶため、学士課程が4年になることもあります。


授業形態はLecture(講義)、Seminar(セミナー=少人数制のディスカッション形式の授業)、エッセイやレポート、プレゼンテーションから成り、通常学期末に試験があります。次から次へと課題が出るため、ものすごく忙しくなります。
ファウンデーションコース(Foundation Course)
日本で高校を卒業し、イギリスの大学に入学をご希望の場合は、Foundation Courseと呼ばれる1年間の大学入学準備課程を受け、修了した後に大学入学審査を受け、学士課程に入学することができます。イギリス人の学生は、大学入学前に日本やアメリカの大学の1年時の一般教養課程に値する、A levelというものを受けているため、日本で高校を卒業しただけでは、イギリス人の学生と同等の教育を受けていないとみなされるためです。大学学士課程に入学希望の際には、UCAS(Universities & Colleges Admissions Service)という大学入学専門機関を通して、最大6つに大学を受けることができます。


大学によっては、仮に日本の大学で1年の一般教養を修了していればFoundation Courseを受ける必要なく入学が許可されることもあります。またもし日本の大学で2年間を修了していた場合、イギリスの学士課程の2年時に編入することができます。
オックスフォード大学&ケンブリッジ大学
オックスフォード大学もしくはケンブリッジ大学は、ファウンデーションコース修了者の入学を認めていません。オックスフォード大学もしくはケンブリッジ大学入学希望の方は、2年間のA level(イギリスの大学入学試験)またはInternational Baccalaureate(インターナショナル・バカロレア=国際大学入学資格試験)を受ける必要があります。
修士課程(Masters Degree)
イギリスの大学院での修士課程は通常1年です。これは、大学の学士課程の専門性が非常に強いためで、修士課程は1年(12ヶ月)で終えることができます。修士課程は、授業に出席し、課題や試験をこなして単位を取得“Taught Course”と、研究をメインとした“Research Course”から成ります。修士号取得までの期間は、通常Taught Courseが1年、Research Courseが2年となっています。修士課程の入学時期は、通常学士課程と同じ9月または10月ですが、大学院によっては1月の入学を受け付けているところもあります。


Taught Courseの授業形態は学士課程と変わらず、Lecture(講義)、Seminar(セミナー=少人数制のディスカッション形式の授業)、エッセイやレポート、プレゼンテーションから成り、通常学期末に試験があります。ただ休み中も論文などの作業に追われるため、1年間ぎっしりでかなり忙しくなります。論文の長さは大学院また専攻によって異なりますが、通常1万語から2万語となっています。。
博士課程(Doctoral Degree)
博士課程は3年〜7年と大学院、また専攻によって異なります。自分が選んだテーマの研究が主体であり、入学条件は博士課程と同じ分野の学士課程を高い成績で卒業しているか、修士号を取得している必要があります。博士課程の最初の数年間の間にProposalと呼ばれる研究内容や研究方法などを明記した論文を出すことが義務付けられているため、1年目は研究方法などを学ぶ講義に出席したり、エッセイの提出が求められる。同時に、個々に計画を立て研究を進めていきます。


博士課程には、必ずSupervisorと呼ばれる自分担当の教授がついており、問題点などを話し合いながら研究を進めていきます。博士号を取得するには、通常5万語から10万語の博士論文を提出し、その中に研究成果を明記します。その後審査官による口頭試験があり、それに合格すると博士号が授与されます。
学位の種類
BA(学士)・BSc(理学学士)・LLB(法学学士)など分野別で学位をもらえますが、学位の差はありません。専攻科目によって学位課程の名称は次にようになっています。


学士号 修士号 博士号
BA: Bachelor of Arts MA: Master of Arts PhD: Doctor of Philosophy
BM: Bachelor of Medicine MSc: Master of Science  
BSc: Bachelor of Science MPhil: Master of Philosophy  
BEng: Bachelor of Engineering LLM: Master of Law  
LLB: Bachelor of Law MEd: Master of Education  
BEd: Bachelor of Education MFA: Master of Fine Arts  
学費について
大学・大学院の学費は、文系で年間7,000ポンドから12,000ポンド(1,365,000円〜2,340,000円)、理系で8,000ポンドから16,000ポンド(1,560,000円〜3,120,000)円となっています。
“Conditional Offer”と“Unconditional Offer”について
応募して、合格をもらった際には、文面にConditional OfferもしくはUnconditional Offerと書いてあります。Conditional Offerとは条件付入学許可のことで、合格をもらった段階で英語力が不足している場合や、受講しているコースの最終結果がまだ出ていない場合に、入学日当日までにその条件を満たす証明書を大学・大学院側に提出することで入学が可能となるものです。Unconditional Offerはその逆で、全ての条件を満たしているため、そのまま入学を許可しますというものです。留学生の場合は、「IELTS 6.5以上」といった、英語力に関する条件付入学許可(Conditional Offer)が下りる場合がほとんどです。



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