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アメリカ
 
大学・大学院留学
 
アメリカ全土には、約1,800校の2年制大学と、2,300校の4年制大学があります。公立の大学から私立の大学、単科大学から総合大学、広大なキャンパスをもつ大学から大都会の中心に小さなキャンパスをもつ大学など様々です。これは世界一の規模で、ハーバードやイェールなどの名門大学をはじめとし、その教育水準も世界トップレベルにあります。編入制度や留学生の受け入れなどに関しても非常にフレキシブルで、専攻科目なども幅広い分野から選ぶことができます。現在アメリカに留学している日本人留学生のうち、約80%が大学の学部や大学院で勉強しているほど、日本人にとってアメリカの大学は人気があります。


アメリカの教育制度は日本の制度と似ているため、イギリスやオーストラリアの大学入学の際に1年間受講しなくてはならない“ファウンデーションコース(学部入学準備コース)”といったものは無く、日本の高校卒業資格(および一定基準以上の学業成績)、TOEFLなどの英語検定スコア、およびSAT(またはACT)などの大学進学適正試験のスコアで入学することが可能です。入学基準はそれぞれの大学によって異なります。尚、大学によっては、大学付属のESL(英語)コースを受講し、一定のレベルまで達することを条件に、TOEFLなどの英語検定スコア無しで入学を認める大学もあります。
学部 - 4年制大学
アメリカの4年制大学には3種類あり、総合大学である“ユニバーシティ(University)”、教養学部のみをもつ“リベラルアーツ・カレッジ( Liberal Arts College)”、専門分野のみを提供する“単科大学(Specialized College)”に分かれます
1. 総合大学(University)
総合大学には、公立校と私立校があり、学費は公立校の方が安くなっています。公立校は一般的に大規模な大学が多く、学生数も2万名に達する大学がほとんどです。各州によって運営されているため、大学のある州の学生が優先され入学し、その州以外の学生や留学生の入学基準および授業料が高くなります。逆に私立大学は、地元の学生と留学生の間に入学基準や学費の差はなく、公立大学に比べると規模は小さくなります。


またアメリカの総合大学では、在学中に専攻を変えたり、同時に2つの分野を専攻することが認められています。専攻は通常2年または3年時初めに決めることになります。
2. リベラルアーツ・カレッジ( Liberal Arts College)
リベラルアーツ・カレッジは、教養学部のみをもち、かつ少人数制教育を行っている大学で、これらの大学は総学生数が2千人ほどと小規模なものが多いです。基礎的な教養を学ぶことを目的としており、少人数制のため学生一人ひとりに対するケアが充実しているのが特徴です。宿泊施設などの環境も整っていますが、学費はかなり高くなります。
3. 単科大学(Specialized College)
単科大学では、アートやファッションなどの芸術系や工学分野など専門分野のみの教育を行っています。専門性が高い分、入学基準なども厳しく、また留学生には高い英語力も求められます。単科大学の多くは都市部に集まっており、キャンパスも比較的小さなものになっています。


総合大学、リベラルアーツ・カレッジ、単科大学ともに講義、セミナー、実習などに加え、エッセイやレポートの提出、中間試験および学期末試験で評価されます。卒業すると、学士号であるバチェラー・ディグリー(Bachelor Degree)が授与されます。
学部 - 2年制大学
公立の2年制大学は“コミュニティ・カレッジ(Community College)”、私立のものは“ジュニア・カレッジ(Junior College)”と2種類あります。
1. コミュニティ・カレッジ(Community College)
コミュニティ・カレッジの特徴は、4年制大学への編入を目的とした「進学コース」、および専門技術の習得を目的とした「職業訓練コース」の2つを持ち合わせているところです。授業料が安めで、4年制大学と比べると比較的入学基準が低くなっているため、最初にコミュニティ・カレッジに入学し、卒業時に4年制大学の3年に編入する学生が多くいます。留学生にとっても入学しやすいと言え、特に英語力に不安のある方に向いています。


進学コースでは、主に一般教養を学ぶため特に専攻などはありませんが、職業訓練コースでは希望専門分野を専攻することになります。
2. ジュニア・カレッジ(Junior College)
ジュニア・カレッジでは、主に4年制大学への編入を目的とした「進学コース」を受講することになります。私立のため、学費はコミュニティ・カレッジと比べると高くなります。


両カレッジとも講義、セミナー、その他実習などが行われ、エッセイやレポート、中間試験および学期末の試験で評価されます。卒業すると準学士号であるAssociation Degree(アソシエーション・ディグリー)が授与されます。
大学院
アメリカには大学院をもつ大学が約1,700校あり、どの大学院も専門性の高い課程を提供しています。アメリカの大学院は、グラジュエイト・スクール(Graduate School) とプロフェッショナル・スクール(Professional School)の2つに別れ、グラジュエイト・スクールでは人文学や社会学などのアカデミックな分野の修士および博士課程が、プロフェッショナル・スクールではMBA(経営管理の修士号)など専門分野の修士課程が提供されています。


博士課程は通常5〜8年です。イギリスやオーストラリアと異なり、アメリカの大学院では修士・博士ともに講義やセミナー、エッセイやレポートなどのコースワークと、テーマを決めて研究するリサーチの両方を行うことになります。また専攻によって論文のあるもの、無いものがあり、無い場合はコース修了前に筆記試験などがある場合もあります。コース修了後、修士課程では修士号であるマスターズ・ディグリー(Master’s Degree)、博士課程では博士号であるドクトラル・ディグリー(Doctoral Degree)が授与されます。


アメリカの大学院は全体的にレベルが高く、専門性も高いため、入学することはできても十分な英語力が無い場合の卒業は非常に難しいといえます。
入学条件・英語力について
 
学部
学部への入学条件は、高校を卒業していて、尚且つ高校の成績(最低でも平均C以上、GPA 2.5以上)、SATまたはACTのスコア、プラス英語力で審査されます。

学部入学に要求される英語力 TOEFL IBT 61・CBT 173・PBT 500以上


学部進学適正試験“SAT”&“ACT”について
SAT・ACTともにアメリカの2年制または4年制大学入学に必要な適正試験です。通常どちらか1つ受ければよく、両方受ける必要はありません。
SAT - Scholastic Assessment Test
SATには2種類あり、英語(エッセイと読解)の2科目と数学の計3科目で構成される“Reasoning Test”と、5分野20科目の中から3科目を選択し受験する“Subject Tests”に分かれます。Reasoning Test ・Subject Testsともに日本での受験が可能で、試験はそれぞれ年に6回行われています。通常日本人留学生は“Reasoning Test”のみのスコアを要求されることが多いですが、中にはSubject Testsの受験を要求する大学もあります。この場合、どの科目を受験する必要があるか、あらかじめ大学側から指定があります。


SATは最低200点〜最高800点で評価され、学部入学に求められる点数は最低でも480点以上となっています。試験結果は直接大学側に通知されます。
ACT - American College Test
ACTは年に5回行われ、日本でも受験が可能です。大学の多くはACTではなく、SATのスコアを要求しますが、中にはACTのスコアのみを要求する大学もあります。ACTは、数学、英語、理科、読解、の4科目で構成され、最低1点から最高36点で評価されます。学部入学の際は最低でも20点以上が必要となります。


大学2年や3年に編入する場合は、これらのテストを受ける必要は無く、また大学によっては、願書提出の際に高校卒業後1年以上経過している人にもこれらの試験スコアの提出を免除しているところもあります。また留学生に対しても免除している大学もあります尚、また、2年制大学に入学希望の場合、大学側から要求される英語力およびSAT(またはACT)のスコアは、4年制大学に比べると一般的に低くなります。
大学院
大学院への入学は、学部での成績と、GRE、GMAT、LSAなど専攻する分野によって求められる適正能力テスト、および英語力で判断されます。また該当分野での職業経験があれば、それもあわせて考慮されます。


大学院入学に要求される英語力 TOEFL IBT 79・CBT 213・PBT 550以上



大学院進学適正試験“GRE”、“GMAT”&“LSAT”について
GRE - Graduate Record Examinations
GREは、アメリカの大学院(ビジネススクールとロースクールを除く)に進学する際必要となる試験です。英語・論文・数学の3科目から成る“General Test”と、生化学と細胞分子生物学・生物学・化学・コンピューター科学・英語文学・数学・物理・心理学の8科目から成る“Subject Test”の2種類に分かれますが、科学分野を専攻する人以外は通常General Testのみを受験することになります。


論文は0〜6点、英語と数学はそれぞれ200〜800点で評価され、一般的に一流大学への入学を目指す場合は、論文が4以上、英語と数学があわせて1200以上必要になります。Subject Testは200〜990点で評価されます。General Testはコンピューター形式で行われ、Subject Testはペーパー形式で行われます。試験結果は5年間有効です。
GMAT - Graduate Management Admission Test
GMATは、ビジネス関連分野をもつ大学院“ビジネススクール(Business School)”に入学を希望する人が受験しなければならない試験です。論文、英語、数学の3科目で構成され、試験はコンピューター形式で行われます。論文は0〜6点、英語と数学はそれぞれ0〜60点で評価され、最終的に200〜800点のグレードでスコアが出ます。一流のビジネススクールに入るには、最低でも650点以上が必要になります。
LSAT - Law School Admission Test
LSATは、法学部以外の学部卒業者が、法律大学院である“ロースクール(Law School)”のJDプログラム(Juris Doctorプログラム=法学部)へ入学する際に必要な試験です。読解、分析、論理、エッセイの4科目から成り、120〜180点で評価されます。一流のロースクール入学には、最低でも165点以上が必要になります。
プラクティカル・トレーニング(Practical Training)について
プラクティカル・トレーニングとは、大学(2年制・4年制)および大学院に在学中、または卒業後に現地企業にて専攻分野に関連した業種で実務経験を得ることができるプログラムです。在学中に行うものを“Curricular Practical Training(CPT)”といい、卒業後や夏休みなどの休暇中に行うものを“Optional Practical Training(OPT)”といいます。有給のものと無給のものなど、プログラムの形態は様々になっています。


CPTでは、週20時間までとパートタイムで働くことになります。OPTでは、週20時間以上のフルタイムで働くことができ、期間は最長12ヶ月間になっています。申請は最寄りの移民局で行いますが、まずは大学・大学院のInternational Officeに行き、担当者に申請方法などをよく聞くようにします。移民局での申請は、I-20の期限の切れる90日前から、期限が切れてから30日後までに行う必要があります。中にはOPT終了後、その企業が就労ビザのスポンサーになり就職したという人も結構います。
学期について
アメリカの大学では通常セミスター制と呼ばれる2学期制がとられていて、毎年9月に1学期が始まり、翌年5月に1年が終わります。6月から8月の間にはサマースクールが開かれたり、課程修了者の卒業式が行われたりします。
学費について
学部、および大学院にかかる学費は大学によって異なります。学費は大学・大学院によって大きな差があり、また公立校と私立校とでも変わってきます。

学部(公立): 年間 US$3,800〜25,000(約44万〜288万円)
学部(私立): 年間 US$5,000〜40,000(約58万〜460万円)
大学院(公立): 年間 US$4,500〜27,000(約52万〜310万円)
大学院(私立): 年間 US$5,500〜42,000(約63万〜483万円)
※すべてすべてUS$1 = \ 115 で換算
宿泊形態について
アメリカの大学の多くは学生寮を保有しています。またホームステイやアパートなども学校に手配を依頼することができ“Housing Office(ハウジング・オフィス)”と呼ばれる学生の滞在先の手配をする部署があり、そこに依頼することでホームステイやアパートなども探してくれます。

大学のリストなど、更に詳しい情報は当社までお問合せ下さい。




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